生理検査部 心臓超音波検査

心臓超音波検査

東芝 Aplio 300 超音波検査(エコー)では、周波数の高い超音波を使用し、内部の構造にあたった反射波によって、心臓、血管の様子を画像に映し出すことができる検査です。
 
この検査ではX線を使用しませんので、多少なりの被ばくの心配もありません。胸痛、動悸、息切れ、足のむくみの自覚や、健診での心電図異常、心拡大、心雑音の指摘などがあった場合、また、大動脈特に腹部大動脈~下肢の動脈、腎臓の動脈の血流、形態の異常、頚部の動脈の異常も判断が出来ます。
 
深部静脈血栓症、下肢静脈瘤の診断にも有用です。そして、検診のレントゲン写真で心臓が大きい(心拡大)との指摘や、心電図で異常を指摘された時に、心臓自体に異常があるか否かを見分ける重要な手掛かりとなる検査です。
 
非侵襲的で害がなく、比較的安価で、優れた画像が得られるため、 心疾患血管病の診断に最も広く使われている検査法の1つです。また、心臓以外の血管(頸動脈・腎動脈・下肢動脈・下肢静脈)を侵す疾患の診断にも使われています。

どのようにおこなうの?

胸部を出してベッドに横になっていただき、手首、足首には心電図のための電極を付けさせていただきます。あとは検者がプローブという超音波を発する道具をあてるだけです。この時、超音波の通りを良くするために、ゼリー状の物をぬりますが体の害になるようなものではありません。また、いろいろな方向から心臓を診ますので、時間が20~30分程度かかります。(検査目的によっては、これ以上要する場合もあります。)

何がわかるの?

心臓の形の異常のあるなしを診断、そして心臓の働きの良し悪しを診ることです。心臓は常に拍動していますが、その動いている状態をその場で観察できる、とても有用な検査です。
心房や心室の大きさ、壁の厚さや動きなどから、心肥大、心拡大、心筋梗塞とその範囲などが診断できます。弁の形や動きから、弁膜症とその重症度を判定することも可能です。

血流脈波検査(ABI/PWV)

検査は、血圧を測るのと同じくらい気軽に受けられます。 両手、両足首の4ヶ所に血圧計を巻き、胸に心臓の音を拾うマイクをつける血圧を同時に測定するだけなので痛みはありません。薄手の服ならそのままで測定できます。実際の測定にかかる時間はわずか5分程度です。衣服の着替えも含め15分程度で終ります。