心臓カテーテル検査

心臓カテーテル室

東芝 INFX-8000F 最新の血管撮影装置で血管の精密検査と治療が受けられます。この装置は、従来の血管撮影装置よりも少ないX線で鮮明な撮影が行え、心血管や下肢血管の撮影・診断が可能となり、短時間で高精度の検査・治療が行えます。患者様には不安感と苦痛を与えず、安全で効率的な検査・治療が可能となりました。

東芝 INFX-8000F 心臓カテーテル室イメージ

心臓カテーテル検査とは

心臓カテーテル検査で何がわかるの?

虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞) : 心臓の筋肉を栄養する血管(冠動脈)の狭窄度(血管が細くなっている状態)の有無を調べます。弁膜症・心筋症・先天性心疾患・大動脈瘤 : 心臓の形の変化や心室と弁の動き、血液の逆流の状態などや重症度をチェックしたり、心臓の内圧を測ったり、その場で血液を採取して酸素含有量を調べ、血行動態を調べることも出来ます。

どのような方法でおこなうの?

局所麻酔下でカテーテル(プラスチックの細い管:直径約2mm)を足の付け根、腕や手首の血管から挿入し、心臓まで到達させ、そこに造影剤を注入して観察したり、撮影をする検査で、約30分~1時間で終了します。麻酔時に局所の痛みはありますが、検査中、痛みはありません。検査後は数時間の安静が必要です。カテーテルは不整脈の治療(アブレーション)、経皮的冠動脈形成術(PCI)などの治療にも応用されています。

心臓カテーテル検査イメージ

冠動脈形成術(PCI)治療とは

心臓カテーテルによる治療 冠動脈の細くなったところや 詰まったところに風船(バルーン)や金属の網(ステント)を入れることでその部分を拡張し血流を改善します。バルーンとは、カテーテルの先端に(風船)がついており、そのまま冠動脈内に進め、病変部で膨らませて血管を 広げます。優れた拡張力で確実に病変部を拡張させる事が可能です。 ステントとは、冠動脈内に留置して、血管を内側から支えたり、広げたりする金属製の管です。バルーンで覆われた状態で、病変部までカテーテルで運ばれ、病変部でバルーンを膨らませて ステントを広げ、血管内に留置されます。

血管内のステント様 実際のステント

上図:実際のステント
左図:血管内のステント様

カテーテルアブレーション治療とは

治療は局所麻酔下でカテーテルという直径2mm位の管を心臓内に挿入して、不整脈の発生部位に高周波電流を流し焼灼(カテーテルを当てて暖める)を行います。外科的な手術に比べて体への負担が少なく、不整脈の根治性が高い治療法です。 

心臓カテーテル検査で何がわかるの?

足の付け根を局所麻酔し、その後カテーテルを心臓まですすめて、X線透視と心電図を見ながら不整脈発生部位にカテーテルを持っていき、足の付け根に麻酔を施す時は若干痛みを伴いますが、カテーテルが心臓に入ってきても痛みはありません。また検査中発作が起きドキドキする場合がありますが、すぐに止めることが可能です。 ※カテーテルの先には心電図を計測するための電極がついており、心臓の内壁に接触させながら副伝導路などの異常な部位であるかどうかがわかります。 星の岡心臓・血管クリニックでは、治療中の痛みを完全にとるために、全身麻酔【非侵襲的陽圧換気法(NIPPV)】という方法を導入しており、意識と痛みが完全に無くなるまで静脈麻酔を投与しても、この方法を行うと 呼吸停止はおこりません。治療時間は平均約1〜2時間ですが、不整脈の種類(心房細動や心室頻拍)によっては、3〜4時間以上になることもあります。治療後は数時間安静後から歩けるようになります。

カテーテルアブレーションの治療対象となる頻脈性不静脈 カテーテルアブレーションの治療対象となる頻脈性不静脈2