FAQよくあるご質問

ペースメーカー

 

ペースメーカーは、心臓の徐脈性不整脈を監視して治療するためのものです。脈が遅くなる不整脈(洞不全症候群や房室ブロックが一般的)では、脳への血流が一時的に不足し、めまい、生あくび、ふらつき、失神などの症状が出ます。このような心臓のリズムがゆっくりになってしまう不整脈に対して、ペースメーカー治療が行われます。

 

ペースメーカーに接続されたリードを介して心臓の電気信号を24時間監視し、患者さんの心臓リズムを整える必要がある場合に、本体から電気刺激を送ることで治療を行います。
ペースメーカーは脈が打てないことを支えてくれる優れた機器でご自身の脈が出る場合は、監視のみで御自身の脈を優先します。

 

*ペースメーカー植え込み後は、3~6か月に一度外来でチェックしていただく必要があります。電池の寿命は約8~10年で、定期チェックしながら電池が無くなる前に、本体交換が必要になります。

 

*当院では、ペースメーカー植え込み手術・治療、手術後の管理はもちろん、遠隔モニタリングも行っています。

 

*ペースメーカー治療は自立支援医療(更生医療)の適応となります。