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入職のご挨拶
はじめまして。
8月から常勤医師として入職しました藤井昭(ふじいあきら)と申します。
平成15年愛媛大学医学部を卒業し、現在、18年目の医師となります。
平成16年に国立病院機構愛媛病院(現愛媛医療センター)に勤務した際に大谷先生と一緒に仕事をさせてもらいました。
専門は不整脈診療と心不全を中心とした訪問診療を行い、患者さんが悩んでいる症状を緩和していく治療を心がけています。
不整脈診療に関しては平成20年から神奈川県にある横須賀共済病院への国内留学やアメリカ ボストンにあるハーバード大学関連施設であるブリガム&ウィメンズ病院への海外留学を経て主に不整脈手術であるアブレーション治療を学んできました。
昨年10月から、心不全患者さんに対する訪問診療を勉強するため、東京・大阪に展開する医療法人社団ゆみの のぞみハートクリニックで研修を行い、愛媛に戻ってきました。
訪問診療とは、皆さんにとってあまり聞きなれない言葉かもしれませんね。
現在、心不全で悩まれる患者さんの数は増えてきております。もちろん心不全に対する治療は日々進歩しておりますが、心不全は生活の中で生じます。お薬を飲むことも大事ですが、心臓に負担がかからない生活をおくることで、心不全の症状緩和や生命予後を改善させることができます。訪問診療の導入によりお薬以外に普段の生活調整を行うことが可能となり、心臓に負担が少ない生活が送ることができます。
当院では、心不全患者さんの状態に合わせた治療を行っております。通院されている方に対して看護師、理学療法士など医療スタッフと協力しながら外来心臓リハビリテーションを行っております。また、通院が困難な方に対しては、住み慣れたご自宅で安心して過ごすことができるよう、ご自宅に伺い、患者さんや家族の生活、人生に寄り添いながら、訪問診療を行っております。ぜひお困りの方は相談ください。
(写真は外来心臓リハビリテーションのスタッフと一緒に)

2021.08.22